エスタイルに入社して初めて参画した案件は、某メーカーの需要予測です。新商品の売上を予測するプロジェクトで、過去の売上実績と商品情報を分析して予測モデルを構築するということを1年半ほどやっていました。
現在は生成AIを企業に導入支援する案件を担当しています。生成AIが生産性に与えるインパクトは大きいと考えられますが、実際の業務にどう活かすかは各社手探りな状況です。企業ごとに課題感などを聞きながらオーダーメイドで生成AIの活用方法を一緒に検討しております。
需要予測モデル構築のときに、分析に分析を重ねた結果、数式で表現できるようなシンプルなモデルになったことがあり、とても印象に残っています。モデルがシンプルになることで必要なデータも少なくなり、解釈性も大幅に改善しました。現在、毎月行われる予測実行に大きな不具合もなく良いセカンドオピニオンとなっているそうなので、とても誇らしい気持ちになりました。
「これをやってください」と言われるような作業は少なく、メンバーのやりたい気持ち＝コウキシンを尊重してくれる会社です。
たとえば、個人的に大変重宝しているのが「マガサポ」という社内制度で、月5,000円までの書籍代を会社が負担してくれるのです。
業界的に「書籍で勉強する」ことに驚かれるかもしれませんが、インターネットの情報はあてにならないことが多いのと、紙のテキストだとほかのメンバーも学べる利点もあります。
この業界は新しい技術がどんどん出てくるため、ベテランエンジニアであっても常に勉強し続ける必要がありますし、IT業界未経験の自分にとっては書籍でいろんな技術を勉強できるのがとてもありがたいのです。
エスタイルは50人程度の小さな会社ですが、大きな案件もこなせる会社です。
その理由は、ポテンシャルのある人材を採用して、1年も経たずにプロフェッショナルな仕事ができるようになるところだと思います。他社であれば、実績に基づいて「できる・できない」を判断することが多いと思いますが、エスタイルが他の企業と大きく違うのは「できそうかどうか」で判断するところです。
ポテンシャルがあれば未経験からでもデータサイエンティストを目指せる環境があることや、自分のコウキシンを生かしてスキルを伸ばしていけること。そして、同年代の個性的な仲間がいることも、エスタイルの特徴と言えます。
地頭が良く、面白いと思ったらとことん学習する方が多く、珍しい趣味の人がたくさんいます。数学オリンピックのプログラミング版のようなもので「競技プログラミング」というものがあるのですが、土日はそればかりやっているという人がいたり、デスクに向かってばかりかと思いきやランニング好きが高じてマラソンに出る人もいます。僕の場合、趣味でキーボードを作ることにハマっています。
僕の場合、ベンチャーでIT系の企業といえば、映画の題材にされるような「ソフトウェア開発のブラック企業」というイメージがありました。入社してから一週間くらいは「本当にこういう会社なのだろうか……？」と、ものすごく不安がっていました。ちょっと心配しすぎでしたね（笑）。
就活をしている皆さんは「ベンチャーってどうなんだろうとか」「自分にAIが使いこなせるだろうか」といった不安があると思います。僕自身もほかのメンバーも皆同じ悩みを抱えながらも、エスタイルと自分を信じて入社してきました。
挑戦したい人、最先端のAIエンジニアになりたい人は、ぜひ自分の直感を信じて、エスタイルに入社してきてほしいです。
